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誌上ディベート

膵頭十二指腸切除術(PD)において術前ドレナージに何を選択するか ENBDを選択する立場から

大木克久杉浦禎一上坂克彦

膵・胆道癌FRONTIER Vol.5 No.2, 13-17, 2015

「はじめに」膵頭十二指腸切除術(pancreaticoduodenectomy;PD)の適応となる膨大部領域癌では,術前の閉塞性黄疸,胆管炎に対して術前胆道ドレナージ(preoperative biliary drainage;PBD)を施行することが多い。ドレナージ法として,胆汁を体外にドレナージする外瘻法と,胆汁を腸管に返還する内瘻法がある。外瘻法として,内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(endoscopic nasobiliary drainage;ENBD)と経皮経肝胆道ドレナージ(percutaneous transhepatic biliary drainage;PTBD)があり,内瘻法として内視鏡的胆道ステント(endoscopic biliary stent;EBS)がある。PTBDは血管損傷のリスクが高く1),瘻孔部の播種再発の危険性があるため2),内視鏡的アプローチ困難などの特殊な症例を除いては,外瘻法ではENBDを,内瘻法ではEBSを施行することが一般的である。

・ENBDを選択する立場から/大木克久 ほか
ERBDを選択する立場から/原和生 ほか
各論を総括して/島田和明

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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