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誌上ディベート

人工甘味料の落とし穴~消化管との関係から~

吉松裕介水野慎大金井隆典

アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.5, 83-87, 2016

「ノンカロリー人工甘味料とは」ノンカロリー人工甘味料(non-caloric artificial sweeteners:NAS)が注目されるようになったのは,肥満が社会問題化してきた最近20~30年ほどだが,その歴史は100年前にさかのぼる。当時から高カロリーの砂糖の代用品として存在し,「非栄養甘味料」「高甘味度甘味料」「低エネルギー甘味料」などと称されていた。米国食品医薬品局(FDA)がNAS と認定しているものはアセスルファムK,アスパルテーム,ネオテーム,サッカリン,スクラロースの5つである。
一部に聞き慣れない名前もあるかもしれないが,アスパルテームはガム,ダイエットコーラ,スプライトゼロなどの清涼飲料水,スクラロースもガム,清涼飲料水のほか,オートミールのスナックやヨーグルトに含まれている。また,サッカリンはスープなどに使用されており,いずれも我々の生活で身近な存在である。

「是」の立場から/岩根泰蔵 ほか
・「非」の立場から/吉松裕介 ほか

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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