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Pro/Con紙上討論

第16回 吸入療法の第1選択はpMDIか,DPIか? エディターズコメント

永田真

喘息・アレルギー Vol.30 No.1, 106, 2017

呼吸器系は外界と直接交通性のあるシステムである。したがって各種の病原微生物やアレルゲンをはじめ,粉塵,またタバコの煙などの諸因子が容易に侵入可能であり,種々の疾患の病因となりうる。かかる特徴は一方で,薬物を治療標的部位である気道に容易に送達せしめる有効なルートが存在するということであり,いわゆる吸入療法として活用されているわけである。今日,気管支喘息(以下,喘息)あるいは慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの気道疾患に対する基礎治療として,各種の気管支拡張薬あるいは抗炎症薬の吸入療法が隆盛を極めていることは衆知のところである。

本討論は,問題点をよりクローズアップすることを目的としており,このテーマに対しあえて一方の見地に立った場合の議論であって,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。

pMDIの立場から/堀口高彦
DPIの立場から/枝國信貴 ほか
・エディターズコメント/永田真

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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