DICを理解するためのLecture
Part2 DICの治療戦略 ⑤大動脈瘤に合併したDICの治療戦略
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Land-Mark in Thrombosis & Haemostasis No.2 87-91, 2022
- 著者名
- 朝倉 英策 / 山田 真也
- 記事体裁
- 抄録 / 特集
- 疾患領域
- 血液
- 診療科目
- 血液内科
- 媒体
- Land-Mark in Thrombosis & Haemostasis
大動脈瘤では時に,著明な出血症状を伴う線溶亢進型播種性血管内凝固(disseminated intravascular coagulation;DIC)を合併する。大動脈瘤症例の0.5~4%で血小板数減少や出血症状がみられ1),約半数の症例で,フィブリン/フィブリノゲン分解産物(fibrin/fibrinogen degradation products;FDP)やD-ダイマーの上昇を認める2,3)。他の疾患に合併したDICと同様,大動脈瘤に合併したDICにおいても治療の第一選択は原疾患に対する治療である4)。ただし,大動脈瘤に合併したDICでは,原疾患への治療が困難な場合や,安全に治療を行うためにDICをコントロールしておきたいケースが多い。本稿では大動脈瘤に合併したDICの治療戦略をどのように考えるかを記述する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
