【特集 ノロウイルス研究の最前線】
3.急性下痢症の診断と治療
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- 掲載誌
- 感染制御と予防衛生 Vol.1 No.1 19-24, 2017
- 著者名
- 倉井 大輔 / 石井 晴之
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 感染症
- 診療科目
- 消化器内科
- 媒体
- 感染制御と予防衛生
急性の下痢は,クリニックや救急外来を受診する代表的な疾患で,その原因の多くは感染症に起因する.薬剤,アルコール,刺激物(カフェインなど),内分泌疾患(甲状腺機能亢進症,カルチノイド腫瘍など),消化器疾患(炎症性腸疾患など),重症感染症(非消化管感染)など原因も多岐にわたる.しかし,原因のいかんに関わらず,急性下痢症の大部分は自然軽快する.そのため,病原体診断は,原則的に重症度の高い患者とアウトブレイク時に限られる.また,治療の原則は脱水補正となる.経験的な抗菌薬投与は,重症例や旅行者下痢症では検討してもよい.本稿では,急性下痢症の患者をどのようにマネージメントするかを説明する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
