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M-Review

Cancer-Immunological Topics

5 免疫チェックポイント阻害剤

⑩【胆道癌】

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掲載誌
がん免疫療法 Cancer Immunotherapy Vol.2 No.1 70-72, 2018
著者名
高橋秀明
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
アレルギー・免疫 / 癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
がん免疫療法 Cancer Immunotherapy

胆道癌におけるPD–L1の陽性割合について既報を確認すると,腫瘍細胞では0~43%,腫瘍浸潤炎症細胞では30~100%である.腫瘍浸潤炎症細胞におけるPD–L1陽性割合は,肝門部胆管癌や肝外胆管癌(30~37%)に比べて肝内胆管癌(63~100%)で高い傾向にある.またPD–L1陽性例には低分化な腫瘍やステージの進行した腫瘍が多く,PD–L1陽性例は予後不良であった1–6).
PD–L1陽性胆道癌に対するペムブロリズマブ(抗PD–1抗体)の第Ⅱ相試験の結果がEuropean Cancer Congress 2015において報告されている.PD–L1陽性の定義は腫瘍細胞内に1%以上のPD–L1陽性細胞を認めるか,間質においてPD–L1陽性帯(band)を認めることと定義され,中央判定されている.スクリーニングを受けた89名中37名(42%)がPD–L1陽性と判定され,24名が試験に登録された.奏効率は17%,病勢制御率は33%であり,奏効例は全例40週以上治療効果が持続し有望な結果である.有害事象は既報と著変ないものであった7).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん免疫療法 Cancer Immunotherapy2018年3月号(Vol.2 No.1)

従来の個々のがん治療の境界を越えた『がん免疫療法』の視点から、皮膚癌/肺癌/頭頸部癌/泌尿器癌(膀胱癌・腎細胞癌) /血液悪性腫瘍/消化器癌/婦人科癌 等、複数の癌腫にまたがる最新の治療に関する情報を提供します。

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