Adverse Reaction Management
間質性肺炎への対応
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- 掲載誌
- がん免疫療法 Cancer Immunotherapy Vol.1 No.1 30-33, 2017
- 著者名
- 佐多将史 / 加藤晃史
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 癌
- 診療科目
- 呼吸器内科 / 腫瘍内科
- 媒体
- がん免疫療法 Cancer Immunotherapy
現在がん薬物療法のうち,最も活発に開発が進められているのが,がん免疫のメカニズムに基づいた免疫チェックポイント阻害剤(immune checkpoint blockade:ICB)である.悪性黒色腫(メラノーマ)が嚆矢となり,続いて非小細胞肺癌,腎癌と,適応がん腫の拡大ならびに新薬の承認が相次いでいる.
1980年代以降の免疫生物学の進歩のなかでがん細胞に対する免疫反応とそこからのがん細胞の逃避メカニズムが存在することが分かり,「チェックポイント機構」と呼ばれるようになった.ICBはT細胞活性化の制御機構に介入し,T細胞を活性化し抗腫瘍作用を促進する抗体製剤である.その鍵となる細胞表面蛋白に対する抗体製剤がICBであるが,これらは細胞内の増殖や分裂機能の抑制を狙った殺細胞性抗癌薬や分子標的薬とはまったく異なった作用機序を有している.そのため,これまでのがん薬物療法では経験したことのない,さまざまな有害事象が出現する.本稿では頻度の比較的高い肺障害の特徴と治療について述べる.
1980年代以降の免疫生物学の進歩のなかでがん細胞に対する免疫反応とそこからのがん細胞の逃避メカニズムが存在することが分かり,「チェックポイント機構」と呼ばれるようになった.ICBはT細胞活性化の制御機構に介入し,T細胞を活性化し抗腫瘍作用を促進する抗体製剤である.その鍵となる細胞表面蛋白に対する抗体製剤がICBであるが,これらは細胞内の増殖や分裂機能の抑制を狙った殺細胞性抗癌薬や分子標的薬とはまったく異なった作用機序を有している.そのため,これまでのがん薬物療法では経験したことのない,さまざまな有害事象が出現する.本稿では頻度の比較的高い肺障害の特徴と治療について述べる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
