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美容皮膚科に必要な外科的Option & Technique
第16回 治らない成人女性のにきび

掲載誌
Bella Pelle Vol.5 No.4 64-67, 2020
著者名
山下理絵
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
形成外科 / 皮膚科
媒体
Bella Pelle

2018年2月号の本誌で「にきび」の特集を行い,ここ10年のわが国におけるにきび(痤瘡)治療の目覚ましい進歩,および治療ガイドラインによる治療方法の選択などが報告された.10年前は,痤瘡治療に使用できる保険適用の薬剤は,内服では抗菌剤,ビタミン剤,漢方,外用では抗菌剤やイオウ製剤のみであった.しかし,2008年にアダパレン,2014年に過酸化ベンゾイル(BPO),さらに,2015年にBPOとクリンダマイシンの配合剤,2016年にはアダパレンとBPOの配合剤が認可され,外用剤に関しては,痤瘡の進行期や重症度によって薬剤を選択できるようになった.しかし,内服は欧米と同じ治療レベルには至っていない.18歳の帰国子女の患者で,日本に戻ってから,数カ所のクリニックを受診したが,米国で処方されていた治療薬が日本では処方されず,軽快しないため当院を受診した.米国では,イソトレチノインの内服および外用は,BPOとトレチノインで,10代に対してもかなりヘビーな治療が行われているのが現状である.筆者は10代の痤瘡患者にイソトレチノインを安易に処方することはない.若年者への保険外診療を行う場合は,適応,合併症を含め本人および保護者に十分な説明を行っている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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