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臨床 胸膜下の低灌流は,手術適応外の慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するバルーン肺動脈形成術の不成功を予測する
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- 掲載誌
- Pulmonary Hypertension Update Vol.4 No.2 66-67, 2018
- 著者名
- 池田聡司
- 記事体裁
- 連載 / 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 高血圧
- 診療科目
- 循環器内科
- 媒体
- Pulmonary Hypertension Update
慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の治療として以前より推奨されているのは,肺動脈血栓内膜摘除術(PEA)である。しかしながら,CTEPH患者の40%は,病変が末梢側にある,あるいは合併症のために本手術が適応とならない。近年,バルーン肺動脈形成術(BPA)が,これらの患者の代替治療として普及してきているが,まだその適応や禁忌に関しては明らかとなっていない。CTEPHの病態には,比較的大きな肺動脈の器質化血栓による物理的な閉塞のみでなく,末梢の細動脈のmicrovasculopathy(small pulmonary vessel disease)やびまん性の末梢血栓症が関与していることが示唆されている。本研究では,肺細動脈の末梢血栓症を伴うsmall pulmonary vessel diseaseを反映するとされている肺動脈造影上の胸膜下の低灌流(poor subpleural perfusion:PSP)とBPAによる肺血行動態の改善との関連を検討した。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
