Molecular Biology Lecture
線維芽細胞増殖因子(FGF):特にFGF-2に注目して
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- 掲載誌
- Thyroid Cancer Explore Vol.2 No.2 50-54, 2016
- 著者名
- 米満吉和
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 癌 / 甲状腺・副甲状腺
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Thyroid Cancer Explore
血管新生(angiogenesis)とは,既存の血管から新たな血管網が形成される一連の病態生理学現象である1)。血管構成細胞の発生・分化,そしてリモデリング過程には,数多くの「血管新生因子群(angiogenic growth factors)」が関与することが知られており,個体発生期において個々の血管新生因子は,その発現時期(時間的制御)そして発現部位(空間的制御)において,その挙動が厳密に制御されている。したがってそのいずれかが破綻すれば血管構造形成の破綻を招くことは容易に想像できる。
線維芽細胞増殖因子(fibroblast growth factors;FGFs)は,最も早く発見された血管新生作用をもつ分子であり,他の血管新生因子と異なり間葉系細胞にも多彩な作用を誘導する。
本稿ではこのFGFファミリーとそのシグナル系の概略を解説し,特にFGF-2/bFGF(塩基性FGF)における生体内での血管新生作用のメカニズムについて述べる。
線維芽細胞増殖因子(fibroblast growth factors;FGFs)は,最も早く発見された血管新生作用をもつ分子であり,他の血管新生因子と異なり間葉系細胞にも多彩な作用を誘導する。
本稿ではこのFGFファミリーとそのシグナル系の概略を解説し,特にFGF-2/bFGF(塩基性FGF)における生体内での血管新生作用のメカニズムについて述べる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
