Psychiatric Lecture―治療と薬剤の適正使用―
認知症を合併した統合失調症の治療の進め方
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- 掲載誌
- 精神科臨床 Legato Vol.1 No.3 16-19, 2015
- 著者名
- 阪井一雄
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 精神疾患 / 神経疾患
- 診療科目
- 神経内科 / 老年科 / 精神科
- 媒体
- 精神科臨床 Legato
統合失調症に合併する認知症疾患の診断は一般に考えられているより困難であり,そのうえ合併例の治療について明確なエビデンスはない。実際の臨床場面では,高齢者に対する一般的な治療指針や高齢統合失調症患者への治療指針を遵守すること,患者の生活障害に応じた社会資源の不足ない導入が最も重要である。
「はじめに」統合失調症発症のピークは思春期~青年期であり,その生涯有病率は0.3~0.7%と高い。一方,認知症全体の有病率は加齢にしたがって上昇し,60歳代で5~10%,70歳代以上では少なくとも25%が罹患している1)。したがって,若年時に統合失調症に罹患した患者が高齢になって認知症を発症するという例は十分に考えられる。しかしながら,このような症例についての研究,特にその治療に対する包括的な研究は極めて少なく,散発的な症例報告がある程度である2)-4)。このように,統合失調症に重畳する認知症疾患について十分な知見があるとはいえないのが現実である。
「Key Words」統合失調症,認知症,合併,薬物療法,非薬理学的介入
「はじめに」統合失調症発症のピークは思春期~青年期であり,その生涯有病率は0.3~0.7%と高い。一方,認知症全体の有病率は加齢にしたがって上昇し,60歳代で5~10%,70歳代以上では少なくとも25%が罹患している1)。したがって,若年時に統合失調症に罹患した患者が高齢になって認知症を発症するという例は十分に考えられる。しかしながら,このような症例についての研究,特にその治療に対する包括的な研究は極めて少なく,散発的な症例報告がある程度である2)-4)。このように,統合失調症に重畳する認知症疾患について十分な知見があるとはいえないのが現実である。
「Key Words」統合失調症,認知症,合併,薬物療法,非薬理学的介入
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
