大腸癌化学療法のトピックス
国際学会における大腸癌化学療法のトピックス
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- 大腸がんperspective Vol.3 No.3 66-69, 2017
- 著者名
- 町田望
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸がんperspective
昨年1月21日~ 1月23日まで米国臨床腫瘍学会Gastrointestinal Cancers Symposium (ASCO GI2016)がサンフランシスコで開催されました。消化器癌全体でみますと,膵臓でevofosfamide(TH-302)とゲムシタビン併用のMAESTRO試験(♯193),胃癌ではT-DM1のGATSBY試験(♯05)の発表がありました。両方ともネガティブな結果ではありましたが,発表前から注目されていた試験でした。
大腸癌に関しては,ASCO GI 2015ではFOLFIRI+ラムシルマブによる二次治療のRAISE試験が注目されたわけですが,今回はこういった目玉となる話題がなく,小粒な印象が否めません。毎年のように新しい試験の結果が発表されていた時期もありましたが,今はそれらのエビデンスを詳細に分析,解釈する時期なのかもしれません。そういった意味で,トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠(TFTD)のRECOURSE試験やFOLFOXIRIのSTEAM試験などの結果は臨床に役立つ内容であったと考えています。
現在継続されている試験も多数行われておりますので,今後,また新しい発表が報告されると思われます。
大腸癌に関しては,ASCO GI 2015ではFOLFIRI+ラムシルマブによる二次治療のRAISE試験が注目されたわけですが,今回はこういった目玉となる話題がなく,小粒な印象が否めません。毎年のように新しい試験の結果が発表されていた時期もありましたが,今はそれらのエビデンスを詳細に分析,解釈する時期なのかもしれません。そういった意味で,トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠(TFTD)のRECOURSE試験やFOLFOXIRIのSTEAM試験などの結果は臨床に役立つ内容であったと考えています。
現在継続されている試験も多数行われておりますので,今後,また新しい発表が報告されると思われます。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
