特集 免疫療法と分子標的治療の併用
肝細胞がんにおける複合免疫療法
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- 掲載誌
- がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.21 No.1 33-38, 2024
- 著者名
- 福島 泰斗 / 上野 誠 / 小林 智
- 記事体裁
- 抄録 / 特集
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科
- 媒体
- がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
- Key Words
- 肝細胞がん / 免疫微小環境 / 複合免疫療法 / 免疫チェックポイント阻害薬
肝細胞がんの病態には免疫微小環境が重要な役割を果たしており,免疫チェックポイント阻害薬(ICI)に耐性を示す症例が存在する。ICIと分子標的薬の併用による複合免疫療法では,分子標的薬が免疫微小環境を改善することで,synergisticな効果を生み出すことが期待されている。切除不能肝細胞がんに対する1次治療は,IMbrave150試験の結果に基づき,ICIであるアテゾリズマブと分子標的薬であるベバシズマブの併用療法が2020年9月に薬事承認された。さらに,HIMALAYA試験の結果に基づき,ICIであるデュルバルマブとトレメリムマブの併用療法が2022年12月に薬事承認された。現在,複数の複合免疫療法の第Ⅲ相試験が実施されており,新たな薬物療法の登場も期待される。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
