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<i>KRAS</i> mutationに対する治療戦略の変遷~ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬の失敗からAMG510(sotorasib)まで

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.19 No.1 120-125, 2021
著者名
鈴木慎一郎 / 林 秀敏
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)

これまで,分子標的薬の創薬によって,特定の遺伝子異常があるがん患者に治療効果が還元されてきた。しかし,ヒトのがんで最も多くみられるrat sarcoma virus(RAS)遺伝子異常に対する治療薬はこれまで30年以上創薬が困難であった。近年,第Ⅰ,Ⅱ相臨床試験(CodeBreak100)の結果からKRASG12C変異に対してsotorasib(AMG510)が臨床的効果と安全性があることが示唆され,現在第Ⅲ相無作為比較臨床試験が行われている。本稿ではこれまでのRAS遺伝子異常に対する治療の失敗から,KRAS阻害薬の現状,また今後の治療戦略について述べる。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2021年9月号(Vol.19 No.1)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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