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M-Review

Pharmacogenomics and biomarker

蛍光ナノ粒子を用いたがん組織の高感度定量イメージング

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.16 No.3 59-64, 2018
著者名
権田幸祐 / 宮下穣 / 多田 寛 / 中野寧
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
Key Words
がん / 薬効 / 診断 / 免疫組織化学 / ナノ粒子 / 定量性

蛋白質を標的としたがん分子標的薬の薬効予測診断では,標的蛋白質の発現量を調べるために免疫組織化学(IHC)法が施行される。この方法では,抗原抗体反応が行われ,続いて酵素反応を利用した色素発色により蛋白質発現量が評価される。しかし,色素の発色強度は,酵素反応の時間,温度,基質量に左右され,定量性に課題があった。そのため,がん分子標的薬の薬効を精度よく診断するうえで十分とはいえなかった。筆者らはこの課題を解決すべく,蛍光ナノ粒子を検出プローブに用いた新たな方法(1粒子蛍光イメージング)の開発を行ってきた。本稿では,使用する蛍光ナノ粒子や画像解析法を改良しつつ,乳がんの術前薬物療法の薬効を予測することに成功した1粒子蛍光イメージングの開発プロセスについて概説する。1粒子蛍光イメージングは,既存のIHC法よりも感度および精度が格段に向上しており,プレシジョン・メディシンへの貢献が期待される。
「KEY WORDS」がん,薬効,診断,免疫組織化学,ナノ粒子,定量性

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2018年9月号(Vol.16 No.3)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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【Theme 免疫チェックポイント阻害薬を用いた併用療法(効果と副作用)】