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OAK試験からみるatezolizumabの展望

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.15 No.3 112-114, 2017
著者名
伊藤健太郎
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 癌
診療科目
呼吸器内科 / 腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)

2次治療以降の非小細胞肺がん(non-small-cell lung cancer;NSCLC)患者を対象として,programmed death-1(PD-1)を標的とした抗PD-1抗体であるニボルマブとペムブロリズマブがドセタキセルと比較し全生存期間(OS)を有意に延長することが示されて以降1)-3),現在では免疫療法はNSCLCの標準治療の1つとされている。抗PD-1抗体はPD-1 ligand(PD-L)1とPD-L2の双方を阻害するが,抗PD-L1抗体であるatezolizumabはPD-L2を阻害せず,より特異的にPD-L1を阻害することから,その安全性と抗腫瘍効果が期待されている。NSCLCに対する2/3次治療においてatezolizumabとドセタキセルを比較する第Ⅱ相臨床試験のPOPLAR試験の結果より4),NSCLCへの抗腫瘍効果が期待されることから,atezolizumabとドセタキセルの無作為化比較第Ⅲ相臨床試験であるOAK試験が実施された5)。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2017年9月号(Vol.15 No.3)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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【Theme 新世代の分子標的治療】