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M-Review

Cancer biology and new seeds

卵巣がんにおけるPD-1経路阻害薬

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.14 No.4 70-76, 2017
著者名
濵西 潤三 / 万代 昌紀 / 小西 郁生
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
産婦人科 / 腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
Key Words
PD-1 / PD-L1 / 免疫チェックポイント / 遺伝子変異 / バイオマーカー

進行卵巣がんに対しては,プラチナ製剤やタキサン系製剤の登場により腫瘍減量を目的とする化学療法や根治手術を組み合わせた集学的治療を行うことが多いが,長期予後は改善しておらず,新しい治療戦略が求められている。当科では卵巣がんに対するがん免疫逃避機構に注目し研究を進めるなかで,卵巣がんにおけるPD-1経路の解明を目指して研究を行い,がん免疫抑制が卵巣がんの進展や生命予後に密接に関連していることを明らかにした。そこで,化学療法が無効となった難治性の卵巣がんに対して抗PD-1抗体(ニボルマブ)を用いた医師主導治験を行い,一定の治療効果を認め,薬事承認を目指した拡大治験へと進んでいる。さらに,卵巣がんを対象としてほかのPD-1経路阻害薬の臨床試験(治験)も数多く展開しはじめているが,一方で課題も多い。
「KEY WORDS」PD-1,PD-L1,免疫チェックポイント,遺伝子変異,バイオマーカー

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2016年12月号(Vol.14 No.4)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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【Theme 新しい分子標的】