日本うつ病学会
双極性障害維持薬物療法の有効性と安全性に関するネットワークメタ解析
日本うつ病学会 下田光造賞(2015年)
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- DEPRESSION JOURNAL Vol.3 No.3 30-31, 2015
- 著者名
- 三浦智史
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患
- 診療科目
- 心療内科 / 精神科
- 媒体
- DEPRESSION JOURNAL
「双極性障害維持薬物療法の有効性と安全性について初めてのネットワークメタ解析を実施」近年,精神科領域でも盛んに行われるようになってきたネットワークメタ解析に興味をもち,双極性障害の維持薬物療法に使用されるすべての薬剤の有効性と安全性についてネットワークメタ解析の手法を用いて比較検討を行いました.ネットワークメタ解析では直接比較に加えて,直接的には比較されていない介入群の間接比較の結果を考慮することが可能となるため,従来のペアワイズメタ解析よりも効果推定の精度が高くなるという利点があります.今回の研究では,プラセボおよび実薬を対象とした双極性障害の維持薬物療法に関するすべてのランダム化比較試験(RCT)について網羅的なデータベース検索を行った結果,10,815報が検索され,独自の適応基準および除外基準により最終的に33の試験を同定しました.参加者の総数は6,846名で,プラセボおよび17種類の治療薬(単剤および併用療法)が含まれていました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
