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M-Review

【特集 アルコール依存症治療の拠点機関が果たす役割と展開】

5.佐賀県における依存症治療拠点機関の取り組み

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掲載誌
Frontiers in Alcoholism Vol.5 No.2 37-41, 2017
著者名
武藤 岳夫
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
心療内科 / 精神科
媒体
Frontiers in Alcoholism
Key Words
家族支援 / 当事者支援 / 関係機関との連携 / 教育研修 / 普及啓発

佐賀県における依存症治療拠点機関事業では,当院がこれまで十分役割を果たせていなかった,家族への専門的な相談,治療および回復支援に特に重点を置き,新たに家族の相談窓口「依存症相談室」とCRAFT家族教室「F.C.肥前」を立ち上げ,その存在が徐々に周知されつつある。また,従来から当院が担ってきた,医療従事者,関係機関,当事者・家族対象の研修へのニーズがさらに強まり,全国規模の研修会を複数開催し,当院の強みを活かした,拠点機関としての特色ある機能が果たせたと思われる。
本事業によって設置された依存症対策推進協議会により,関係機関のみならず,当事者,家族,回復施設も含めた県内での「顔のみえる関係」が構築されてきたことは大きな成果であった。一方で,当事者の受診数は目立った変化を見せておらず,地域住民への普及啓発活動は十分とはいえない。具体的な課題の協議はこれからであるが,依存症対策において,この関係が維持され,さらに連携が強化されていくことを期待したい。
「KEY WORDS」家族支援,当事者支援,関係機関との連携,教育研修,普及啓発

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Frontiers in Alcoholism2017年7月号(Vol.5 No.2)

アルコール依存症の心理社会的治療、薬物治療の現状と関連疾患をわかりやすく解説した学術誌

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