特集 女性のフレイルを考える
4 フレイル予防のための女性に適した運動
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- 掲載誌
- WHITE Vol.5 No.2 30-33, 2017
- 著者名
- 山田実
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- 老年科
- 媒体
- WHITE
フレイルには身体的,心理・精神的,社会的といった3つの側面があり,近年ではこれに口腔の要素も含まれるようになった.このようなフレイルの各側面はおのおのが複雑に関連し合っていることも知られており,一側面の機能低下はほかの側面の機能低下を巻き込むように全体的に機能を低下させてしまう可能性がある.
フレイルは2014年に日本老年医学会より提唱された造語であるが,類似した概念は以前よりあった.わが国では,2000年度より介護保険制度が導入され,2006年度より介護予防事業が開始された.この予防事業でフォーカスが当てられたのが,要介護リスクが高いと考えられるハイリスク高齢者(当時,特定高齢者.その後,二次予防対象者.今では事業対象者に名称変換)である.そして,これらハイリスク者に対して実施されてきた介護予防事業では,運動,栄養,口腔への対策が3本柱とされ,それぞれの専門家が積極的に関与することで,要介護を未然に防ぐ対策がとられてきた.このようなハイリスクアプローチには明確な介護予防効果が認められるものの1),参加者数が少なく,社会全体への波及効果としては限定的であると考えられてきた.
フレイルは2014年に日本老年医学会より提唱された造語であるが,類似した概念は以前よりあった.わが国では,2000年度より介護保険制度が導入され,2006年度より介護予防事業が開始された.この予防事業でフォーカスが当てられたのが,要介護リスクが高いと考えられるハイリスク高齢者(当時,特定高齢者.その後,二次予防対象者.今では事業対象者に名称変換)である.そして,これらハイリスク者に対して実施されてきた介護予防事業では,運動,栄養,口腔への対策が3本柱とされ,それぞれの専門家が積極的に関与することで,要介護を未然に防ぐ対策がとられてきた.このようなハイリスクアプローチには明確な介護予防効果が認められるものの1),参加者数が少なく,社会全体への波及効果としては限定的であると考えられてきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
