【特集 女性の健康寿命延伸と健康支援】
4 心原性脳梗塞
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- 掲載誌
- WHITE Vol.4 No.1 37-42, 2016
- 著者名
- 鈴木 信也 / 山下 武志
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 脳血管障害
- 診療科目
- 循環器内科
- 媒体
- WHITE
「はじめに」心血管疾患において,さまざまな男女差が存在することが従来より指摘されている.心房細動においても,男女差は明らかに存在している.例えば,心房細動に占める割合は男性が圧倒的に多い.一方で,重篤な合併症である脳梗塞の発生率や予後,抗凝固療法の投与成績などについても,男女差を指摘する報告がある.本稿では,このような抗凝固療法をめぐる男女差について既存の情報を整理する.
「血栓塞栓症の危険因子」非弁膜症性心房細動患者の脳梗塞発生率は,リスク因子の有無によって大きく異なる.リスク因子の集積に伴う脳梗塞発生率の上昇をきれいに表現し,かつ簡便なスコアとして,CHADS2スコア1)が近年最も汎用されてきた.CHADS2スコアは,C(心不全,1点),H(高血圧,1点),A(年齢75歳以上,1点),D(糖尿病,1点),S(脳梗塞またはTIA既往,2点)の合計6点でリスクを評価するスコアで,0~6点まで増加するにつれて脳梗塞の発生率の上昇ときれいに対応している(図1)1).
「血栓塞栓症の危険因子」非弁膜症性心房細動患者の脳梗塞発生率は,リスク因子の有無によって大きく異なる.リスク因子の集積に伴う脳梗塞発生率の上昇をきれいに表現し,かつ簡便なスコアとして,CHADS2スコア1)が近年最も汎用されてきた.CHADS2スコアは,C(心不全,1点),H(高血圧,1点),A(年齢75歳以上,1点),D(糖尿病,1点),S(脳梗塞またはTIA既往,2点)の合計6点でリスクを評価するスコアで,0~6点まで増加するにつれて脳梗塞の発生率の上昇ときれいに対応している(図1)1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
