本文へ移動
M-Review

糖尿病専門医に役立つ臨床トピックス

肝糖代謝と糖尿病の病態―糖尿病治療標的臓器としての肝臓―

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
Diabetes Horizons -Practice and Progress- Vol.5 No.1 34-39, 2016
著者名
小川 渉
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 糖尿病
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科
媒体
Diabetes Horizons -Practice and Progress-

糖代謝制御に中心的な機能を果たす代謝臓器として,肝臓の役割が再認識されてきている。肝臓は糖新生とグリコーゲン分解により糖を産生し,循環中に放出するが,糖新生の亢進によって肝糖産生が増加することが糖尿病における根本的な代謝異常の1つと考えられている。今回は神戸大学の小川先生に,糖代謝などの生命機能を維持するための肝臓と糖尿病のクロストークと,肝臓を標的臓器とした糖尿病の治療戦略などについてお話を伺った。
「肝臓における糖新生系酵素の発現誘導」
―糖代謝に関して,肝臓はどのような役割を担っているのでしょうか。
肝臓は,糖代謝の恒常性を維持するうえで重要な役割を果たしています。肝臓は摂食時にはグルコースを取り込みグリコーゲンとして蓄積し,絶食時には蓄積したグリコーゲンの分解と糖新生によってグルコースを産生することによって,血糖値を一定レベルに維持する働きを担っています。このように,肝臓はグルコースの形でエネルギーを循環中に放出する主要な臓器と位置付けられます。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Diabetes Horizons -Practice and Progress-2016年1月号(Vol.5 No.1)

世界で進行する糖尿病の急増と日本を含むアジアの糖尿病の特異性を踏まえ,糖尿病診療の国際的動向とわが国の診療の最前線の実践をレポート。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ