糖尿病入門
運動療法の効果的な実践法と注意点
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- 掲載誌
- DIABETES UPDATE Vol.5 No.1 26-30, 2016
- 著者名
- 田村 好史
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科
- 媒体
- DIABETES UPDATE
「はじめに」近年,様々な治療法の進歩によって血糖コントロールを図るための選択肢は多くなったが,本質的な治療としてはいまだに,食事療法,運動療法が重要な役割を担っている。しかし,近年では運動については様々な捉え方がなされており,運動をどのように行うかということについて多様性,個別性に視点が移されつつある。そこで,本稿では2型糖尿病治療における運動療法の考え方,効果的な実践法,注意点について述べる。
「食事療法と運動療法はなぜ両方行う必要があるか?」臨床上,食事療法と運動療法はともに2型糖尿病患者における血糖コントロールを改善するが,糖尿病診療を行っていると,HbA1cが低下したかどうかという「数値」に目がいきがちである。しかし,そのような数値が改善しなくとも運動によって様々な健康効果がもたらされる可能性が疫学研究によって示されてきている。つまり,運動は「しているか」,「していないか」,「どれくらいやっているか」ということが予後などと関連しており,手元にある数値が改善されたかどうか,体重が減少したかどうかとは独立して,健康状態を良好にする効果があると考えられている。
「食事療法と運動療法はなぜ両方行う必要があるか?」臨床上,食事療法と運動療法はともに2型糖尿病患者における血糖コントロールを改善するが,糖尿病診療を行っていると,HbA1cが低下したかどうかという「数値」に目がいきがちである。しかし,そのような数値が改善しなくとも運動によって様々な健康効果がもたらされる可能性が疫学研究によって示されてきている。つまり,運動は「しているか」,「していないか」,「どれくらいやっているか」ということが予後などと関連しており,手元にある数値が改善されたかどうか,体重が減少したかどうかとは独立して,健康状態を良好にする効果があると考えられている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
