Selected Papers(循環器領域)
収縮力の低下した心不全患者での減うっ血療法中の尿組成変化
Urinary composition during decongestive treatment in heart failure with reduced ejection fraction. Verbrugge FH, Nijst P, Dupont M, et al. Circ Heart Fail 7 : 766-772, 2014
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- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.5 No.1 74-75, 2015
- 著者名
- 廣谷信一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 腎臓
- 診療科目
- 循環器内科 / 腎臓内科
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「要約」うっ血兆候や症状は,心不全患者の入院の主たる原因である。心不全で入院となる患者に対する減うっ血療法として,利尿薬は最も使用される治療法である。うっ血を伴った心不全患者に対する効果的で完全なうっ血の解除は,生存率の改善,再入院率の減少と相関する。しかし,体液量が十分にコントロールされた状態で,いつ利用薬の安全な減量が可能なのか,もしくは安全に利尿薬の減量が可能なのかは,まだ十分に明らかにはなっていない。また,高用量の維持利尿薬療法を受けている症例では死亡率が高いが,利尿薬の減量が予後を改善させるかは明らかではない。しかしながら,うっ血のない状態を持続させるための最少用量の利尿薬を用いることが各国のガイドラインでは推奨されている。病態生理学的観点では,体液量は実際に腎臓のNa恒常性により制御されており,心不全では腎臓のNa恒常性は変化している。本研究は,利尿の定量的検討が尿量測定に付加的情報を与えるという仮説を立て行われた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
