Selected Papers(循環器領域)
腎機能が悪化した急性心不全患者における限外濾過
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- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.3 No.2 75-76, 2013
- 著者名
- 岸 拓弥
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「背景」 非代償性急性心不全の治療において利尿をいかに図るかは重要であり, 種々の治療により利尿が十分に得られない場合は体外限外濾過を用いる. しかし, 非代償性急性心不全の治療における体外限外濾過の有効性と安全性は十分に検討されているとはいえない. 急性心不全患者における体外限外濾過の有用性を検討したランダム化試験は2007年のUNLOAD試験1)のみであり, 薬物療法群に比べて除水が早く得られ, かつ90日時点での心不全再入院が抑制された. 「方法」 188名の腎機能悪化(12週間以内に血清Cr値が0.3mg/dL上昇)を有する非代償性急性心不全患者を, 薬物療法群と体外限外濾過群(水分除去速度200mL/時)にそれぞれ94名ずつランダムに割り付けを行った. 血清Cr値3.5mg/dL以上・血管拡張薬あるいは点滴強心薬使用中の患者は除外された. また, 体外限外濾過群では点滴での血管拡張薬やカテコラミンの使用は禁止された.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
