【特集 “心腎連携”が必要な病態の理解と対策】
腎血管性高血圧
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- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.2 No.1 34-39, 2012
- 著者名
- 入田純 / 檜垣 實男
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「Summary」腎血管性高血圧は2次性高血圧のなかでも頻度の高い疾患であり, その多くは重症高血圧や治療抵抗性高血圧を呈する. 腎動脈狭窄による腎血管性高血圧の多くは動脈硬化が原因であり, 冠動脈および末梢血管疾患など他の血管病変を合併する頻度も高い. また, 動脈硬化を基盤とする腎動脈狭窄は両側性のことも少なくなく, 腎機能としては虚血性腎症の病態となり末期腎不全を引き起こす. また, 時に急性肺水腫としてflash pulmonary edemaなど重篤な病態を発症することもある. 多くは適切な治療によって治癒まで期待できるため, 早期発見および早期治療が必要である. 腎血管性高血圧の診断は, 腎動脈ドプラエコー, 3D-CTA, MRAによる形態的診断と, カプトプリル負荷レノグラムや分腎レニンサンプリングなどによる機能的診断とを併せて行う. 治療は血行再建術と薬物療法があり, 個々の症例に応じて治療法を選択する必要がある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
