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M-Review

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血管石灰化のメカニズム

Mechanism of Vascular Calcification

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掲載誌
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.2 No.4 66-69, 2012
著者名
倉林 正彦
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―

血管石灰化は, 多数の因子が開与している複雑な病態である. リン酸とBMP2は血管平滑筋細胞に作用し, 転写因子(Msx2とRunx2)を活性化させ, 骨芽細胞へ分化させる強力な因子である. また, Notchシグナルは, 直接にMsx2遺伝子の発現を誘導する. Receptor activator of nuclear factor κB(RANK), RANK ligand(RANKL), およびオステオプロテジェリン(OPG)は, 骨芽細胞と免疫系の調節因子として機能する. 終末糖化産物(AGEs), HMGB1あるいはS100はreceptor for advanced glycation products(RAGE)と結合し, 細胞内に炎症シグナルを誘導するとともに, Notchシグナルを誘導し, 血管石灰化を促進する.
「血管石灰化は骨形成に類似した能動的な過程」長いあいだ, 血管石灰化は血管細胞の変性過程に起こるカルシウム結晶の受動的な沈着であり, 加齢に伴う生理的な現象と考えられていたため, ほとんど研究の対象とならなかった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―2012年11月号(Vol.2 No.4)

骨粗鬆症の専門医のみならず非専門医を読者対象に,骨粗鬆症を高血圧,動脈硬化,糖尿病などの生活習慣病との関連から検討し,多角的な視点から最新の知見を提供する

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