For bone health 骨の健康のために
骨の健康のために―小児科医の観点から
FOR BONE HEALTH-FROM THE VIEW OF PEDIATRICIAN
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- 掲載誌
- O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.2 No.4 47-49, 2012
- 著者名
- 大薗 恵一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
「はじめに」小児期は成長期であり, 骨においても, その大きさと骨密度が増加する. 健全な骨の獲得には, 骨が大きくなることと骨が硬くなることが必要であるが, 本文では, これを骨の量(骨量)が増えることとして解説する. 骨は静止した状態にあるのではなく, 常に骨形成と骨吸収を行っていて, 動的平行の状態にある. 骨形成を担う細胞が骨芽細胞であり, 骨吸収を担当するのが多核巨細胞である破骨細胞である. 最近では骨内に埋め込まれ, 最も数の多い骨細胞が, 重力を感知し骨形成と骨吸収の司令塔的役割を有することが明らかとなり, その機能調節が注目されている1). 胎児から小児期にかけては, 骨形成が骨吸収を上回るので骨量が増えていく. この時期には, 骨形成を支える栄養, 運動がとくに重要である. その後, 20歳代から35歳頃までに最大骨量期と呼ばれる最も骨量の多い時期に到達し, 以後骨吸収が骨形成を凌駕して骨量は減少する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
