For bone health 骨の健康のために
骨の健康のために―老年医学の立場から―
A VIEW FROM GERIATRICS
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- 掲載誌
- O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.2 No.3 43-46, 2012
- 著者名
- 鈴木隆雄
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
「1 高齢社会における骨の健康問題」現在わが国は著しい速度で少子高齢化が進行し, 超高齢社会へと向かっている. 現在の高齢化率は25%近くに上昇し高齢者人口は3千万人を数え, 近い将来には総人口の減少するなか高齢人口は上昇し続け30%を突破してゆく. このような急速に進行する高齢社会において高齢者の健康, すなわち生活機能の維持と自立を障害するリスクをどのように対応するかが喫緊の課題となっている. わけても, 急増する認知症の予防および骨粗鬆症とその骨折予防, とくに大腿骨頸部骨折の予防が重要な課題となっていることは共通の認識となっているといっても過言ではない. 骨もほかの臓器同様, 加齢とともにその形態や機能が, いわば自然史的に変化する. 今日のわが国で高齢化社会を迎えて大きな問題となっている骨粗鬆症やそれに伴う骨折は, その「骨の自然史」における終末像ともいうべき状態である. 骨量の推移および骨粗鬆症の自然史を図1に示す1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
