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M-Review

Trend & Topics 痛みと睡眠

睡眠とは何か

Sleep and its mechanisms

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掲載誌
Practice of Pain Management Vol.7 No.1 14-18, 2016
著者名
福田 一彦
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Practice of Pain Management

「睡眠の定義」睡眠とは,複数の異なるメカニズムによって生じている複雑な現象である.疲労などの結果生じる単なる受動的な現象ではない.脳のなかの睡眠(と覚醒)をコントロールする機構が脳のほかの部分を睡眠(や覚醒)という状態に制御する,より積極的なプロセスにより生じている現象である.視床下部の後部から中脳にかけていわゆる「覚醒中枢」が存在し,視床下部の前部には「睡眠中枢」が存在する.これらの働きにより睡眠と覚醒状態がつくられるが,それとは別にレム睡眠を制御している中枢が脳幹の中脳,橋,延髄に存在する.さらに,睡眠と覚醒の制御には,複数の液性のメカニズムが関与している.また,さらに睡眠と覚醒を含めた生体の状態の周期的な変化を,視床下部にある生物時計機構が制御している.このように睡眠(と覚醒)の出現には複数の機構が同時に複雑に関与しているのである.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Practice of Pain Management2016年5月号(Vol.7 No.1)

疼痛研究における最新の知見,痛みをめぐる医療環境の変化など疼痛関連の情報を定期的に提供。基礎研究の動向から臨床の現状,将来への展望まで,バラエティに富んだコーナー形式による内容構成。


【休刊のお知らせ】

平素より格別のご高配を賜りまして,厚く御礼申し上げます。

さて,弊誌『Practice of Pain Management 』は,主に実地医家や若手医師の先生方を読者対象に,疼痛に関する知識を日常診療に役立てられるよう,わかりやすくお伝えすることを目的として発刊を続けてまいりました。しかしながら,この度諸般の事情により,本号2016年5月号(第22号)をもって休刊させていただくこととなりました。

創刊以来,ご愛読者をはじめ書く関係者の方々の温かいご支援を賜りましたこと,改めまして厚く御礼申し上げます。また,編集委員・監修者の先生方,ご執筆いただきました諸先生方にも心よりの御礼を申し上げます。

今後とも弊社刊行物への変わらぬご高配とご厚情を賜りますよう,謹んでお願い申し上げます。

2016年5月

『Practice of Pain Management 』編集部

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