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M-Review

Trend & Topics 痛みを掘り下げる 基礎と臨床のはざまで

脊髄に起因する痛み―脊髄の構造と慢性化をおこす中枢性感作―

Chronic pain induced by central sensitization in spinal dorsal horn

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掲載誌
Practice of Pain Management Vol.6 No.1 22-25, 2015
著者名
片野泰代 / 伊藤誠二
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 整形外科 / 神経内科 / 麻酔科
媒体
Practice of Pain Management

「はじめに 」疼痛は原因によって,侵害受容性疼痛,心因性疼痛および神経障害性疼痛の3種類に分類されている.このような病態生理的な疼痛を有する患者では,疼痛感覚が持続するだけでなく,「悪化」を認め難治性となる.そして,起因する疾患が同じでも,症状には多様性があり,「治るはず」のものが治らないことも多い.このような進行や症状に対する整合性のとれた説明は現時点においては難しい.なぜなら,その機序を説明するための基礎研究はまだまだ発展途上であるからである.しかしながら,多くの疼痛研究者によって,実験的事実から現象や関連分子について多くの報告がなされている.本稿では,これまで明らかにされてきた,特に脊髄で生じる変化について筆者らの最近の知見を中心に紹介し概説したい.これらの研究成果の理解が,疾患の呈する症状についての理解を深める一助になることを期待する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Practice of Pain Management2015年3月号(Vol.6 No.1)

疼痛研究における最新の知見,痛みをめぐる医療環境の変化など疼痛関連の情報を定期的に提供。基礎研究の動向から臨床の現状,将来への展望まで,バラエティに富んだコーナー形式による内容構成。

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