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M-Review

頭痛の不思議

Benign hot bath-related headache

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掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.6 No.1 52-53, 2015
著者名
根来清
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 麻酔科
媒体
Headache Clinical & Science

雷鳴頭痛は突然発症し1分未満で痛みの強さがピークに達する非常に激しい頭痛である.脳動脈瘤破裂に類似した頭痛で,原因として器質的疾患を有しない一次性雷鳴頭痛となんらかの原因を有する二次性雷鳴頭痛に分類される.二次性雷鳴頭痛の原因として,くも膜下出血,頭蓋内出血,脳静脈血栓症,未破裂血管奇形,動脈解離,可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS),下垂体卒中,髄膜炎,第三脳室コロイド嚢胞,低髄液圧,急性副鼻腔炎などがある.一方,入浴・温水シャワー,性交,排便,咳嗽,運動などを契機に,特に入浴に関連して雷鳴頭痛が生じることが知られている1)-4).また,雷鳴頭痛の約10%は入浴が誘因とする報告もある.一部の症例で頭痛発症に少し遅れて脳血管攣縮,大脳白質病変,表在性くも膜下出血などが出現することが報告され,その結果,入浴・温水シャワー,性交,排便,咳嗽,運動などを契機に生じる雷鳴頭痛の多くがRCVSに伴うものではないかと推測されるに至っている3)5).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Headache Clinical & Science2015年5月号(Vol.6 No.1)

頭痛診療における臨床面および研究面をカバーするバラエティ豊かな内容構成。コーナー形式により,最新の知見や海外の動向,将来の展望などを取り上げる。

【対象】頭痛診療に携わる病院勤務医,研究者のほか,頭痛外来開設を目指す医師,一般開業医など

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