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神経細胞におけるspike,seizure(痙攣)およびspreading depression(拡延性抑制)の一元説
Wei Y, Ullah G, Schiff SJ : Unification of neuronal spikes, seizures, and spreading depression. J Neurosci 34 : 11733-11743, 2014
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- 掲載誌
- Headache Clinical & Science Vol.6 No.1 18-19, 2015
- 著者名
- 清水利彦
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患
- 診療科目
- 脳神経外科 / 神経内科
- 媒体
- Headache Clinical & Science
「summary」Seizure(痙攣)とspreading depression(SD:拡延性抑制)は長い間,中枢神経内における異なった生理学的現象であると考えられていた.しかし,この論文の著者らは古典的なHodgkin-Huxleyの式を拡大し,分子と電荷の保存およびイオン濃度勾配を戻すために必要とされるエネルギーなどを統合的に考え,神経膜のダイナミックスの一元性を見出した.さらにK+や酸素の役割を追加して検討することで,spike,痙攣,高濃度のK+や低酸素で誘発されるSD,痙攣とSDの合わさった状態および最終的な低酸素性「細胞死の波形」など広範囲活動性を説明している.以上のように,この論文では神経細胞において,spike,痙攣およびSDなどのダイナミックスは,神経膜の有する機能の連続的変化による一元的枠組みで説明できることを示し,これらの知見は脳の活動性の理解と病的状態のコントロールの理解に重要な役割を担うものであると結論している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
