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M-Review

誌上ディベート

片頭痛と緊張型頭痛は同じ疾患か 片頭痛と緊張型頭痛は同じ疾患である

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掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.5 No.1 18-20, 2014
著者名
海野佳子
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
一般内科 / 脳神経外科 / 神経内科 / 麻酔科 / 老年科 / 小児科
媒体
Headache Clinical & Science

「サマリー」国際頭痛分類では, 片頭痛と緊張型頭痛は別の疾患として診断基準が定められているが, 1人の患者が両方の特徴を持った頭痛を経験することはまれではない. 片頭痛の痛みには, 三叉神経血管系や脳幹の下行性疼痛抑制系が関与していると思われ, 慢性緊張型頭痛でも, 疼痛閾値の低下や三叉神経の感作が確認されており, 2つの疾患の病態が一部共通している可能性が考えられる. 慢性頭痛患者の症候・因子の解析からも, 2つの疾患が境界不明瞭で連続したものと考えられる. 1回ごとの頭痛発作の違いを説明できる一次性頭痛(機能性頭痛)一元論や, 頭痛持ち人生の中で時期による頭痛の変化に注目した変容性片頭痛という概念を知ると, 片頭痛と緊張型頭痛は同じ疾患であると考えるのが自然である. 「はじめに」「頭痛のことをよく知らなかった頃には, 片頭痛はそれほど多くなく緊張型頭痛がほとんどだと思っていたけれど, いろいろ勉強してみたら, 実は片頭痛が多くてみんなトリプタンがよく効く」と感じたことはないだろうか.

※本企画はテーマに対して,あえて一方の見地に立った場合の議論であり,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Headache Clinical & Science2014年5月号(Vol.5 No.1)

頭痛診療における臨床面および研究面をカバーするバラエティ豊かな内容構成。コーナー形式により,最新の知見や海外の動向,将来の展望などを取り上げる。

【対象】頭痛診療に携わる病院勤務医,研究者のほか,頭痛外来開設を目指す医師,一般開業医など

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【座談会 国際頭痛分類第3版 beta版(ICHD-3β)】