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群発頭痛における三叉神経侵害受容系の片側性の中枢性促通
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- 掲載誌
- Headache Clinical & Science Vol.3 No.2 16-17, 2012
- 著者名
- 濱田潤一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Headache Clinical & Science
群発頭痛発作期(群発期)と発作間欠期の反復性群発頭痛患者と慢性群発頭痛患者で, 電気生理学的な手法, すなわち(1)侵害受容刺激性瞬目反射(nociceptive blink reflex;nBR)で, 眼窩上神経(supraorbital nerve)を刺激して誘発された顔面の電位を記録することで評価した. また, (2)両側前頭部を電気刺激し耳朶とCzに装着した電極により疼痛関連性誘発電位(pain-related evoked potential;PREP)を記録して評価した. これらの結果より, 群発頭痛側では, 三叉神経系の侵害受容系が賦活され, 非対称性の中枢への侵害受容情報の伝達の促通現象が存在することが, さらに, 群発期だけではなく発作間欠期にもこれらの促通が存在することも明らかにされた. すなわち, 群発期の反復性群発頭痛では, 脳幹レベルにおける侵害情報の促通が著明に存在することが示唆された. 他方, 潜時の検討から, 下行性の侵害受容抑制系が作動するか, 脳幹内神経核の抑制作用が関与する可能性が考えられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
