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M-Review

頭痛診療におけるPitfallと解決策

複数の頭痛をもつ患者の診断と治療―手術で頭痛が改善し,原病の悪化がないのに頭痛が悪化したら?

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掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.3 No.1 31-33, 2012
著者名
菊井祥二 / 竹島 多賀夫
記事体裁
症例 / 抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Headache Clinical & Science

頭痛患者において画像検査で発見された異常が症候性か無症候性かの判定が困難なことがしばしばある. 慢性頭痛患者の診療においては頭痛ダイアリーの記録や治療経過から最終的な判断を下していくことが重要である.
<症例>33歳男性. 高校生のころからこめかみがズキズキする頭痛があり, その際は市販の鎮痛薬で対応していた. X年9月頃から仕事上のストレスから寝付けない日々が続き, 頭痛の回数も増えた. 近医内科を受診し, 睡眠薬と非ステロイド性抗炎症薬(non steroidal anti-inflammatory drugs; NSAIDs)を処方された. 最初は1週間に1~2回程度NSAIDsを服用し, 効果が得られていたが, 徐々に頭痛の回数が増え, 翌年1月には頭痛がほぼ連日ありNSAIDsを1日2回服用するようになった. 同年5月にはNSAIDsが無効となり近医脳神経外科を受診した. 頭部MRIで右小脳橋角部に15mm×40mmのくも膜嚢胞を指摘された.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Headache Clinical & Science2012年5月号(Vol.3 No.1)

頭痛診療における臨床面および研究面をカバーするバラエティ豊かな内容構成。コーナー形式により,最新の知見や海外の動向,将来の展望などを取り上げる。

【対象】頭痛診療に携わる病院勤務医,研究者のほか,頭痛外来開設を目指す医師,一般開業医など

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