非抗ウイルス薬による肝癌抑制のエビデンス
嗜好品や食品による肝発癌抑制の可能性
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.8 No.1 25-28, 2016
- 著者名
- 黒沢洋一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
「Summary」最近,肝細胞癌と肥満,糖尿病,非アルコール性脂肪性肝疾患との関連が注目され,生活習慣である嗜好品や食事による肝細胞癌の予防,代替療法の可能性を示す疫学的エビデンスが蓄積されている。生活習慣病の危険因子として知られる,タバコ,アルコールは肝細胞癌においても重要な危険因子である。ほかの嗜好品では,コーヒーを飲むことと肝細胞癌の死亡リスク減少との関連が示されている。コーヒーは,肝細胞癌だけでなく,非アルコール性脂肪性肝疾患,肝硬変の減少との関連も報告されコーヒーの「肝臓保護作用」として注目されている。肝発癌抑制の機序として,コーヒーの抗酸化,抗炎症,抗線維化作用が推測されている。食事因子としては,野菜の摂取が肝細胞癌の死亡リスクの低下に関連すると考えられている。カビ毒のアフラトキシンによる食品汚染は,肝細胞癌のリスクファクターであり,規制値が定められている。
「KEY words」肝細胞癌予防,prevention of hepatoma,食事因子(dietary factor),タバコ(tobacco),アルコール(alcohol),コーヒー(coffee)
「KEY words」肝細胞癌予防,prevention of hepatoma,食事因子(dietary factor),タバコ(tobacco),アルコール(alcohol),コーヒー(coffee)
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
