目で見る肝癌
大酒家のC型肝硬変症例に発症した多血性過形成結節(serum amyloid A陽性肝細胞性腫瘍)の1例
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.6 No.3 8-13, 2014
- 著者名
- 澤井良之 / 今井康陽 / 佐々木素子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 手術・救急 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
「はじめに」慢性肝疾患, 特にアルコール性肝硬変症例に過形成結節が認められることがあり, 病理学的に限局性結節性過形成 (focal nodular hyperplasia ; FNH) に類似しているため, FNH-like noduleと総称されている1)-3). また, FNH-like noduleは類洞拡張, 炎症細胞浸潤, 細胆管反応といった炎症性肝細胞腺腫 (inflammatory hepatocellular adenoma ; IHCA) と酷似した組織像を示し, 近年, FNH-like noduleとされてきた症例のなかに, IHCAと同様にserum amyloid A (SAA) 陽性となる群があることが示された. しかし, 一般的にIHCAは非硬変肝に認められるとされており4)5), このSAA陽性となる結節は, IHCAと区別しSAA陽性肝細胞性腫瘍 (SAA positive hepatocellular neoplasm ; SAA-HN) と呼称されている6)7).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
