日本肝がん分子標的治療研究会
第6回優秀演題論文集 Session5 ソラフェニブ投与中に間質性肺炎を発症した進行肝細胞癌の3症例
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.4 No.4 84-85, 2012
- 著者名
- 竹田治彦 / 西川浩樹 / 井口恵里子 / 大原芳章 / 中島潤 / 松田史博 / 坂本梓 / 邉見慎一郎 / 幡丸 景一 / 齋藤澄夫 / 那須章洋 / 米門秀行 / 喜多竜一 / 岡部純弘 / 木村達 / 大崎往夫
- 記事体裁
- 症例 / 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
「背景」これまでにEGFRやVEGF, mTORなどを標的とした分子標的薬による重篤な合併症として間質性肺炎が報告されてきた. ソラフェニブに関連した間質性肺炎はこれまでにも報告されているが1)2), その病態や臨床像については明らかになっていない. 今回われわれは, 当院でソラフェニブ導入後に間質性肺炎を呈した進行肝細胞癌(HCC)の3症例につき, その臨床像を検討した.
「症例」「1. 症例1(図1)」
76歳男性. HCV陽性, Child-Pugh 5点. 肝S8の単発HCCに対してラジオ波焼灼術(RFA)後, リンパ節転移を認め, stage IV Aと診断した. 手術が予定されたが, 術前の呼吸機能検査にて拘束性障害を認めたため(胸部X線写真は異常なく無症状), 手術は中止となりソラフェニブを導入した. 内服5日目に熱発, 呼吸苦が出現し, 胸部X線, CTにて肺野に間質陰影を認めた. LDH 321IU/L, KL6 518IU/mL, CRP 8.6mg/dL.
「症例」「1. 症例1(図1)」
76歳男性. HCV陽性, Child-Pugh 5点. 肝S8の単発HCCに対してラジオ波焼灼術(RFA)後, リンパ節転移を認め, stage IV Aと診断した. 手術が予定されたが, 術前の呼吸機能検査にて拘束性障害を認めたため(胸部X線写真は異常なく無症状), 手術は中止となりソラフェニブを導入した. 内服5日目に熱発, 呼吸苦が出現し, 胸部X線, CTにて肺野に間質陰影を認めた. LDH 321IU/L, KL6 518IU/mL, CRP 8.6mg/dL.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。