肝細胞癌に対する放射線治療
体幹部定位放射線治療の効果と位置づけ
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.4 No.4 43-48, 2012
- 著者名
- 武田篤也 / 佐貫直子 / 江里口貴久
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
「Summary」体幹部定位放射線治療は, 高精度に病巣位置を設定し, 多方向から腫瘍形状に合わせて照射する方法である. 治療領域に高線量を集中させると同時に, 周囲正常組織の線量を急峻に下げることにより, 90%を超える局所制御率とともに安全性との両立が可能となった. その適応は手術, ラジオ波焼灼術(RFA)適応外もしくは困難な患者である. すなわち耐術能がなく, 腫瘍が解剖学的に経皮的局所療法困難なドーム直下, または大血管, 胆管近傍に存在し, 穿刺治療が危険と考えられる部位に腫瘍が存在する患者となる. そのほかの原則的な条件として, Child-Pugh分類AもしくはB, 腫瘍最大径4cm以下の単発腫瘍, 腫瘍が消化管から十分離れて存在することが挙げられる. RFA, 肝動脈化学塞栓療法(TACE)後再発病巣もよい適応となる. 本稿では, 肝細胞癌(HCC)に対する体幹部定位放射線治療の適応と治療成績を紹介し, hepatologistに理解をしていただくべく, 具体的症例を複数提示する.
「Key words」体幹部定位放射線治療,肝細胞癌,局所療法,根治治療
「Key words」体幹部定位放射線治療,肝細胞癌,局所療法,根治治療
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。