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M-Review

肝発癌機構―新たな展開―

miR-122が慢性肝疾患の進展や肝発癌に与える影響

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掲載誌
The Liver Cancer Journal Vol.4 No.3 30-37, 2012
著者名
村上善基
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
The Liver Cancer Journal

「Summary」マイクロRNA(miRNA)は20mer前後の小分子non coding RNAで塩基配列特異的に標的遺伝子を認識し, その発現を抑制することによって遺伝子発現を調節している. 生命の発生, 分化誘導などとともに, 感染症, 炎症, 発癌などの疾患の発生に深く関係している. またmiRNAは臓器別に発現パターンをもっており肝臓で発現している約70%のmiRNAはmiR-122である. miR-122は成人肝の代謝制御に関係しているだけではなく, 肝炎ウイルスの複製や炎症, 発癌の病態と深く関係していることが今までの解析から明らかになっている. 今回紹介するKojimaらの論文ではmiR-122は肝細胞癌における悪性度やalpha-fetoprotein(AFP)の発現と関連していることを報告している. 本稿では, miR-122が慢性肝疾患の進展や肝発癌にどのように関与しているかについて概説する.
「Key words」miRNA,標的遺伝子,肝細胞癌,慢性肝炎,ウイルス感染,LNA,AFP

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Liver Cancer Journal2012年9月号(Vol.4 No.3)

肝癌に関する最新の研究動向から実地診療におけるノウハウまで,研究者・臨床家の叡智を結集して,質の高い最新情報を提供する日本初の肝癌に特化した学術専門雑誌。

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