誌上ディベート
カタトニーは不随意運動か? 「Yes」の立場から
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Frontiers in Parkinson Disease Vol.8 No.1 13-17, 2015
- 著者名
- 福武 敏夫
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 精神疾患 / 神経疾患
- 診療科目
- 脳神経外科 / 神経内科 / 精神科
- 媒体
- Frontiers in Parkinson Disease
「はじめに」本稿では,カタトニア(カタトニー)は不随意運動かという課題について,「Yes」という立場から主張を展開する。なぜこのようなテーマが議論されるのかを考えてみると,不随意運動が古典的には基底核疾患あるいは錐体外路系と密接に結びついてきたという歴史があろう。したがって,本稿では議論の前提として,まず「カタトニア」とは何かについて述べ,次いで「不随意運動」とは何か,特に「不随意」とは何かを述べる。そのうえで,カタトニアを構成する主要な運動症状について,「不随意運動」の観点から検証する。
「カタトニアとカタトニア症候群」カタトニア(catatonia)は精神医学と神経学の境界にある症状群であり,気分,感情,認知の障害と深く関連した特異な運動異常症候群である1)。その用語や概念はドイツの精神科医Karl Kahlbaum(1874年)により確立された。
本企画は問題点をよりクローズアップすることを目的としており,このテーマに対して,あえて一方の見地に立った場合の議論であって,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。
「カタトニアとカタトニア症候群」カタトニア(catatonia)は精神医学と神経学の境界にある症状群であり,気分,感情,認知の障害と深く関連した特異な運動異常症候群である1)。その用語や概念はドイツの精神科医Karl Kahlbaum(1874年)により確立された。
本企画は問題点をよりクローズアップすることを目的としており,このテーマに対して,あえて一方の見地に立った場合の議論であって,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
