パーキンソン病診療Q&A
パーキンソン病の痩せ
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Frontiers in Parkinson Disease Vol.6 No.2 56-58, 2013
- 著者名
- 平山正昭
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Frontiers in Parkinson Disease
「Q1」PD患者は痩せた方が多いのですが, 痩せはPDの原因ですか?「A」James Parkinsonの“Essay of shaking palsy”においてもcachexia(痩せ)の記載がみられている. PD患者の痩せの頻度は, Abbottらは52%, 日本では師尾らは65%と報告しており, 元来PDの患者は痩せている傾向にある. PD患者は, 病気が進むと嚥下障害が起きることが多く, 食事量が減って痩せることがある. しかし, PD患者を診ていると嚥下障害がない初期においてもあまり太った患者には出会わないことが多いと思われる. では, 痩せた人はPDになりやすいかというと, 体重や肥満度(BMI)がPDに関係するかを調べた検討があるが, PD患者では, むしろBMIの大きい人のほうがなりやすかったとする報告1)や, 関連がないとする報告があり, 関連性は明らかではない. PD患者の体重の変化を縦断的に研究したChen2)やUcら3)によると, 診断される2~10年前から体重減少がみられている(図1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
