パーキンソン病のVisual View
パーキンソン病の嚥下障害の対策
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- 掲載誌
- Frontiers in Parkinson Disease Vol.6 No.2 24-28, 2013
- 著者名
- 山本 敏之
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Frontiers in Parkinson Disease
パーキンソン病の嚥下障害は, 食事摂取に問題を感じていない時期であっても合併しうる. 嚥下障害を合併した患者は, 飲水や内服でのむせや嚥下後ののどのつまり感を自覚することが多い. その対策として, 頸部後屈位の矯正や頸部回旋での嚥下が有効な場合がある. 「パーキンソン病の嚥下障害の対策」嚥下で食物が通過する咽頭から食道の経路は, 嚥下していないときには頸椎と気管につぶされた管状構造物で, 食道入口部は閉じた状態である. そして, 咽頭の途中には, 呼吸のために喉頭口が開いた状態のままつながっている. 嚥下運動で食物を気道内に侵入させずに咽頭から径の狭い食道へと通過させるために, 嚥下の瞬間, 喉頭が上前方に移動し, 気管と頸椎のあいだを拡げ, 食道入口部は弛緩し, まず輸送経路を形成する. 同時に, 喉頭蓋が反転し, 喉頭閉鎖することで食物の気道侵入を防ぐ. さらに中咽頭から下咽頭が順次収縮し, 能率よく食物を食道へ輸送する1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
