パーキンソン病診療Q&A
パーキンソン病のnon-motor症状について
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- 掲載誌
- Frontiers in Parkinson Disease Vol.3 No.3 56-60, 2010
- 著者名
- 田代淳 / 菊地誠志
- 記事体裁
- 連載 / Q&Aシリーズ / 全文記事
- 疾患領域
- 神経疾患
- 診療科目
- 神経内科 / 精神科
- 媒体
- Frontiers in Parkinson Disease
「Q1 パーキンソン病のnon-motor症状の特徴は何ですか?」「A」パーキンソン病(PD)は, James Parkinsonの原典によれば, 感覚と知能は障害されないとされており1), 無動, 固縮, 振戦, 姿勢反射障害の四徴をはじめとした運動症状を中心とする疾患と考えられてきました. しかし, 本誌の読者ならば既によくご存じの通り, 運動症状以外の症状も呈することが次第に明らかとなってきており, 最近ではそれら非運動症状non-motor symptoms(NMS)の方がより広く注目を集めています. その中には, 表12)3)に示すように非常に多様な症状が含まれており, いわゆる錐体外路系疾患と考えられてきたPDは, むしろ多系統が障害される疾患とさえいわれるようになってきています. Langstonはこのような状況から, PDは多面的で複雑な疾患であるとして「パーキンソン病複合」と呼ぶことを提案しており, 運動症状はその「氷山の一角」に過ぎないとしています(図1)4).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
