Expert Message パーキンソン病を語る
日常診療での症候を見逃さず,サイエンスに発展を
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- 掲載誌
- Frontiers in Parkinson Disease Vol.2 No.1 54-57, 2009
- 著者名
- 古和久幸 / 鈴木 則宏
- 記事体裁
- 座談会・対談 / 全文記事
- 疾患領域
- 神経疾患
- 診療科目
- 神経内科
- 媒体
- Frontiers in Parkinson Disease
「日常診療での症候を見逃さず, サイエンスに発展を」「パーキンソン病との不思議な縁 我が国初のL-ドーパ症例報告」鈴木 本日は古和久幸先生をお迎えして, パーキンソン病を中心に, 豊富なご経験に基づくお話を伺ってまいりたいと思います. まず, 古和先生が神経内科の道に入られ, 変性疾患, 特にパーキンソン病にかかわるようになられた経緯を教えていただければと思います. 古和 当時は医学部進学には2年間日吉で教養課程があり, その後4年間の専門課程でした. 専門課程1年時の生理学の口頭試問で, 私にはパーキンソン病の質問が当たったのです. 「パーキンソン病はどこが悪くなる病気か」と尋ねられ, まだ黒質については知られていませんでしたから, 「線条体です」と答えて, 先生に褒められたことがありました. 卒業後は東邦大学の内科に入局したのですが, 当時, 里吉栄二郎先生(現 国立精神・神経センター名誉総長)が米国留学から戻られた直後で, 助手も手薄であったことで歓迎されたのが神経内科の道に入る1つのきっかけとなりました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
