胃癌診療の歴史
第18回 ドイツ近代外科学の系譜を辿る[2]
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- 胃がんperspective Vol.7 No.1 64-72, 2014
- 著者名
- 岡島 邦雄
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 消化器内科 / 消化器外科
- 媒体
- 胃がんperspective
前回に引き続き, ドイツ近代外科学の系譜を辿る旅を続ける. 前回はSiebold, Richterという源流から始まり, Wien大学第1外科まで筆を進めた. 今回はBillrothが在籍した第2外科を中心にして見ていくことにする. なお, 今回の記述は, 主要な事項は文献1, 2に拠り, 他は文献3~7を参考にした. 「Wien大学第2外科」 1. Franz Schuh 1805年オーストリア生れ. Wien大学第2外科初代教授(1842-1865) 少年時代Schuhは有能なバイオリン奏者であった. 当初は音楽家を目指したこともあったが, 1825年Wien大学で法律を学び始めた. その後方針を変え医師を志し, 1831年医学部を卒業し, Wien大学第1外科Wattmann教授(前回紹介したDumreicher教授の前任者)の助手となる. 1836年Salzburg(オーストリアの都市)に赴任したが1年後Wienに戻り総合病院の外科医長になった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
