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M-Review

State of the art(胃がんperspective)

切除不能進行胃癌に対する二次化学療法


掲載誌
胃がんperspective Vol.6 No.2 22-27, 2013
著者名
廣中秀一
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
胃がんperspective

進行胃癌に対する二次化学療法は, best supportive careを対照とし, イリノテカンやドセタキセルなどの殺細胞性抗癌剤, 分子標的薬剤であるramucirumabを比較した第III相試験により全生存期間の延長効果が示され, 二次化学療法の有効性が示された. さらに, 標準治療を決定するための薬剤同士を比較した第III相試験が本邦から報告されたが, 全生存期間において優越性を示した薬剤はいまだなく, パクリタキセル療法, イリノテカン単独療法, イリノテカン+シスプラチン療法のいずれもが二次化学療法の治療オプションとなり得る. 現在, 殺細胞性抗癌剤同士, あるいは抗癌剤と分子標的薬剤の併用の第III相試験や, HER2陽性乳癌で有効性を示したT-DM1の国際共同治験が進行中であり, 今後の二次化学療法の治療成績の向上が期待される. 「はじめに」切除不能進行胃癌に対する一次化学療法の標準治療は, これまでの第III相試験の結果からフッ化ピリミジン系薬剤とプラチナ系薬剤の併用療法とみなされ, HER2陽性胃癌はカペシタビン+シスプラチン(CDDP)+トラスツズマブ療法1), HER2陰性胃癌はTS-1+CDDP療法とされている2)-5).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。