専門医のためのアトラス
胃内分泌細胞癌
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- 掲載誌
- 胃がんperspective Vol.5 No.4 28-36, 2012
- 著者名
- 岩淵三哉 / 本間陽奈 / 山貝悠 / 渡辺徹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- 胃がんperspective
胃の内分泌細胞癌は, 高異型度の腫瘍性内分泌細胞が充実結節状やシート状の胞巣に配列し, 毛細血管に富む繊細な間質を伴い, 充実性の腫瘍塊を形成して増殖する癌腫であり, 急速に発育し, 早期より高度に脈管侵襲と転移を来たす予後不良な高悪性度癌である. 本稿では, 胃内分泌細胞癌の日本とWHOの組織型分類の対比, 臨床病理学的特徴, 組織診断を概説する. 「はじめに」胃の内分泌細胞癌(endocrine cell carcinoma)は, 胃に原発し, 高異型度の腫瘍性内分泌細胞が充実結節状やシート状胞巣などの特徴的な構築に配列し, 毛細血管に富む繊細な間質を伴い, 充実性の腫瘍塊を形成して増殖する癌腫である1)-3). 内分泌細胞癌は, 急速に発育し, 早期より高度に脈管侵襲と転移を来たす予後不良な高悪性度癌として知られている. 2010年にはWHO消化器腫瘍分類4)における神経内分泌腫瘍分類(以下, WHO分類)が改変され, 本邦でも胃癌取扱い規約5)の組織型分類が改定された.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
