State of the art(胃がんperspective)
胃癌術前リンパ節転移診断の精度と意義
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- 掲載誌
- 胃がんperspective Vol.5 No.4 14-18, 2012
- 著者名
- 深川 剛生
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- 胃がんperspective
胃癌術前リンパ節転移診断は現在主に造影CTにて行われている. MDCT(multi-detector CT)にてリンパ節の描出能は向上したが, サイズの小さいリンパ節転移の質的診断は依然困難である. 国立がん研究センター中央病院のデータでもリンパ節転移の有無についての正診率は64%で, 転移陽性と診断した場合の的中率は88%と良好だが, 転移なしと診断した症例の60%が実際には転移陽性であった. 現行の診断精度についての前向き観察研究が今後多施設で行われる予定である. 「はじめに」胃癌術前リンパ節転移診断は現在主に造影CTにて行われている. 多くの施設でMDCT(multi-detector CT)が使用され, 転移診断基準は, 短径8mm以上, 円形に近く, 高度な濃染・不均一な濃染・壊死, の場合に転移を考慮する, とされている1)2). 当院では集簇しているリンパ節は大きさに関係なく転移と診断されることが多い. しかし胃癌の場合大きさ2mmのリンパ節転移もあり得るので3), 腫大していないリンパ節についての診断は難しい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
